キャビテーションすると眠くなるのはなぜ?
一般的な痩身の施術だと、強い力で脂肪を揉みほぐしたり、セルライトを分解するために強力な吸引を行ったりしなくてはいけません。
特に脂肪やセルライトが多くついている部位は、強い痛みを感じるため眠気も吹き飛んでしまいます。
しかしキャビテーションは脂肪を除去する効果に優れているのに、逆に眠くなってしまうと言われていますが、その理由は何なのでしょうか。
|キャビテーションで眠くなる理由
キャビテーションをすると脂肪細胞膜が破られ脂肪が血液やリンパ液に混ざります。
混ざった脂肪は肝臓に運ばれて分解され、また血液などに混ざって排出されていくのですが、この作業は想像以上にエネルギーを消費します。
そもそも、キャビテーションで細かい振動を与え続けると、血行が促進されて代謝が活性化するのでエネルギーの消費効率がアップします。
エネルギーの消費量が多くなるということは運動しているのと同じ状態ですから、実際に運動をしていなくても体はとても疲れます。
人間は疲れると睡眠物質が分泌されるので、キャビテーションによって臓器が活発に動いて疲れを感じると眠くなってしまうのですね。
つまり眠くなるということは、それだけ体内でエネルギーが消費されて脂肪が排出されている証拠でもあるのです。
|キャビテーションのリラックス効果
人間が眠くなるメカニズムに、副交感神経が活性化するということが挙げられます。
副交感神経は夜になると活性化して眠りを誘発する自律神経で、リラックスすると優位になる性質を持っています。
キャビテーションは血液の流れを改善して体内の循環機能を正常化する効果が期待できるので、蓄積した老葉物などの排出が促進されます。
人間の体は、不要物がなくなり体内がクリアになるとリラックスするので、副交感神経が優位になることで眠くなっていくのですね。
本来なら痩せるには痛みが伴うものですが、キャビテーションなら痛みの苦痛ではなく眠気との戦いになるほど穏やかに痩せられるということです。